2017.05.24

奈良五條新町 歴史の扉を開く旅

2017.05.24

奈良五條新町 歴史の扉を開く旅

奈良 五條新町を目指し、京都駅から近鉄電車に乗って南へ旅立つ。程なくして大和三山に近づくと、美しい山の麓の山桜、柿畑、民家の屋根が調和する景色が広がってきた。
車窓からかすかに見えはじめた万葉の世界。これから一体どんな旅が待っているのだろう。知っていそうで知らなかった奈良へ、ただいま。

奈良

JR和歌山線五条駅を降りると宿のオーナーの北山さんがお迎えに来てくださいました。

五条新町の街並み

今回滞在するお宿「やなせ屋」までは駅から歩いても10分ほど。坂道もなく、古い情緒あふれる町並みの中を通ります。

まずは五條新町周辺巡りから始まります。

お寺

最初に到着したのは 「栄山寺」

吉野川の脇に建てられた真言宗の寺院で、八方形の形をした「八角堂」(760−764年建立)と、平安三絶の鐘と称される「栄山寺梵鐘」(917年製作)はどちらも国宝に指定されています。奈良時代に建てられた貴重な建築物を見ることのできる数少ない寺院の一つです。

続いて一行は五條新町にも程近い、五条代官所へ。

はじめ「代官所」と聞いてなんだろうと思い、オーナーの北山さんに聞いてみます。

代官所

“つまりはね、ここは江戸時代のお役所、そして裁判所やったんです。

ほら、きっと時代劇なんかでみたことあるでしょ?悪い人が縄に捕らえられて連れてこられるの。ああいう所。”

代官所の門

奈良・五條代官所は1863年に尊皇攘夷派の天誅組に焼き討ちにされ、翌年再建されています。立派な扉が印象的な正面の代官所長屋門からは当時の様子を伺うことができます。建物内部は民族資料館となっていて歴史が好きな方におすすめ。

次に向かったのは、辯天宗総本山如意寺。

満開の桜

四月六日、この時期は桜も見頃を迎え、たくさんの人が訪れていました。ゆったりとした石段を登ってゆくたびに変わる景色。寺院のある高台からは、目の前の溢れんばかりの桜と奈良の美しい風景が見られます。

一面の桜と五条新町

日が暮れる頃、今日の宿「やなせ屋」に到着。

五條新町の中央にある古民家を改修したお宿。門をくぐって左が、右に見えるのが離れの建物です。

やなせ屋外観

(預かったの鍵は、建てられた大正時代当時のものなのでしょうか、とても大きくて重いもの。この鍵でお部屋に入るのは楽しいですね。)

蔵の鍵

やなせ屋の蔵

」…元は保管庫であった蔵の建物は天井が高く壁や扉は重厚。外からは想像できないような一階はモダンな造りのサロン、二階は屋根の形をした天井と古い梁がのぞく落ち着いた寝室と快適なバスルームが用意されています。照明や建築素材にも随所こだわりが感じられます。

蔵の寝室

離れの居間

離れ」…こちらは一階に和室が二間、二階はソファーとテーブルを配した開放的な造りになっています。二階の窓からは日本庭園が見えます。離れの一階には檜風呂があって、一日の疲れを癒すにはぴったりの場所。

檜風呂

そのほか近くには天然温泉「金剛乃湯」があり、夜の町歩きついでにこちらへ行ってみてもいかがでしょうか。

今回街歩きで巡ったお寺や公園はこちら

(栄山寺)拝観料 400円
住所:奈良県五條市小島町503

(五條市史跡公園)入場無料
住所:奈良県五條市新町3丁目3

(辯天宗総本山如意寺)
住所:奈良県五條市野原西4丁目6−25

古き良き日本を感じられる場所、五條新町のお宿はこちら

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