遠野
人と自然、古き良き時代を味わえる、
あなたの田舎に来ませんか?
日本の東北地方、岩手県の中西部にある遠野。山々に囲まれた自然豊かな町は、今なお日本の原風景と伝統的な暮らしを色濃く残しています。初めて訪れる人にもなぜか懐かしさを感じさせることから『永遠の日本のふるさと』とも呼ばれており、訪れる人々に癒しを与えています。
土地に伝わる昔話や言い伝えを記した説話集『遠野物語』の舞台となった場所でもあり、カッパや座敷童など、物語に登場する妖怪たちをモチーフにしたスポットが数多く存在しています。知識がなくてももちろん楽しめますが、『遠野物語』を読んでから訪れるさらに楽しむことができ、おすすめです。
遠野を語るときに欠かせないことと言えば、地元に住む方々のあたたかさです。旅人を魅了する人のやさしさが、この土地の一番の魅力と言えるでしょう。たった一度の出会いでも、家族のようなおもてなしをしてくれます。
豊かな日本の原風景の中、あたたかいホストさんと過ごす時間。忘れられない旅に行ってみませんか?
【観る】
『遠野物語』の舞台として、カッパ伝説や座敷わらし、オシラサマなど、伝承民話の里として知られる遠野は、神秘的なスポットがたくさんあります。また、馬とともにあった暮らしが今日まで続いているので、馬関連の施設や体験も楽しめます。
『卯子酉様(うねどりさま)』は、縁結びの神様として知る人ぞ知るスポット。願いを書いた赤い布を、左手だけで結ぶことができれば願いが成就すると言われています。
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『遠野物語』の時代から、馬とともにあった遠野の暮らし。今は馬産地としても有名です。『遠野馬の里』では間近で馬を見たり触ったりすることができますよ。
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かつての農家の生活様式を再現し、伝承行事、昔話、民芸品の製作・実現などが体験できる伝承園。東北地方で信仰されている神である『オシラサマ』千体が展示されています。
【眺める】
変わらない田園風景やこの土地の古民家である「南部曲り家」など、遠野には懐かしい風景が残っています。「永遠の日本のふるさと」といったキャッチコピーがぴったりな街で、のんびり景色を眺めて過ごしませんか。
田んぼの真ん中をまっすぐに伸びる一本道。四季折々違う姿を見せてくれます。サイクリングロードとしても人気です。
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『遠野物語』で、河童が人々を驚かせたと記されている川。確かに河童がいるかも?と思ってしまう神秘的な場所です。とても静かな癒しスポットでもあります。
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宮沢賢治の童話「銀河鉄道の夜」のモチーフになったとされる橋。夜間はライトアップされ、幻想的な姿を見せてくれます。
【食べる】
遠野にはおいしいものがたくさん。伝統料理も今でもたくさん残っています。農泊のホストさんは皆さん料理が上手なので、教えてもらって一緒に作ることもできます。作った後はみんなで一緒に食べましょう。ホストさんから郷土料理のお話を聞かせてもらったり、会話も弾んで一層おいしくなりますね。
遠野でバーベキューと言えばジンギスカン。家族の帰省や地域のイベントなど、人が集まる時にたびたび振る舞われる人気料理です。
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ホストさんや地元の方と一緒の食事。楽しい会話がスパイスになって箸が進みます。
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地元の素材をたくさん使ったヘルシーな朝食です。野菜はホストさんの畑でとれたものも!
【泊まる】
味わう、楽しむ、泊まる、語らう。農泊には魅力がたくさんあります。普段の旅行やレジャーとは一味違った体験を、ここ遠野でしてみませんか?個性豊かなホストさんがおもてなししてくれますよ!
自家製のトマトジュースで乾杯。親戚の家に来たような、心地の良いあたたかさです。
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配膳をお手伝い。『家主さんとお客さん』ではない関係性が生まれます。
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ブルーベリー畑で農業体験。写真は冬支度をしているところです。
宿の紹介
『魅力あふれるオーナーさん』×『様々な体験』で旅の楽しみは無限大に広がります。ホテルにステイするのとは全く異なる、リアルな日本の生活を感じることができますよ。その時、その場所で、その人としかできない、あなた好みのオンリーワンな滞在を見つけてください!
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懐かしい古民家で料理体験&農業を満喫!他では体感できない経験をぜひご一緒に。
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お好みに応じて農業体験全般は何でも! 地域の方と一緒に交流できる農家民宿です。
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春は山菜取り、夏はブルーベリーの摘み取り、秋は栗拾い、冬は雪遊び・・・広大な農園で農業体験しませんか?
【体験する】
普段、都会ではできない体験ができるのもグリーンツーリズムの楽しみのひとつ。郷土料理や着付け体験、遠野でしかできない伝統文化体験も盛りだくさんです。忘れられない思い出を作ってみませんか?
郷土料理のひとつ、『ひっつみ』。『ひっつみ』は小麦粉をこねて薄く伸ばしたものを手でちぎり、お鍋の中で季節の野菜とともに煮込む料理。「手でちぎる」事を方言で「ひっつむ」と言うことから名付けられました。
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遠野のお母さんたちは衣装持ち。浴衣や着物の着付けもお手の物です。お祭の季節には浴衣でお出かけもできるそうです。
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『遠野ふるさと村』ではいろいろな体験プランが。「まぶりっと(守り人、遠野の文化と伝統を守る人のこと)のおじいちゃん、おばあちゃんが教えてくれます。